漫画に登場させる敵キャラいますよね?
主人公の邪魔をしたり、戦ったりすると思います。
もっともらしい理由となっていますか?
理由が曖昧では読者の心は離れていってしまい、
つまらないと評価されてしまいます。
理由に重要なのは「ありきたり」かどうか
ではありません。
設定の殆どは使い古されてますから、
よほどのアイデアを出さない限り、
「ありきたり」になるのはしかたがないことです。
ミステリの書き方
(H.R.F.キーティング/H.R.F. Keating)には、
「推理小説における犯人の犯行理由」
が挙げられています。
漫画の敵キャラが主人公と敵対する理由にも
応用できる内容です。
以下に紹介します。
見てみてください。
1.経済的利益
2.自己防衛
3.地位の防衛
4.恐怖
5.愛するものを守る(助ける)ため
6.主義
7.復讐
8.権力への欲求
9.過去の屈辱の償い
10.嫉妬
11.世間の鼻をあかすため
これにプラスして私が思い付くもの、
12.手柄を奪う
13.主人公を止めるため
14.主人公が悪い人と思われている
15.主人公からヒロインを奪うため
16.上下関係での命令
17.精神の異常
18.ゲーム、遊び
これらは、
いわゆる「ありきたり」ということになります。
しかし、
この中から選び、
さらに細かい設定を付け足して
していけば読者を納得させることができる理由となります。
主人公の目的達成を邪魔するのが敵キャラなので、
主人公の目的をしっかり決めた上で
敵キャラ対立理由を考えるとスムーズです。
たとえば、
「1.経済的利益」
であれば、
「金で雇われている」
とか
「金を奪いたい」
とかが思いつきます。
・金をもらって姫君の暗殺を請け負った剣客と、
姫君と出会って彼女を守る約束をした
主人公との対決…
・体を売らない代わりに、
客を殺して金を奪おうとするヒロイン(女子高生)
とそれを止めようとする
ヒロインに恋する主人公….
などと順を追って考えていけば、
取ってつけたような適当な理由
になることは避けられます。
さっそく練習で考えてみましょう。
練習①
高校野球部のピッチャーである主人公と
対立する敵キャラの理由
練習②
ごく普通の中学生だが、
握手した人が必ず死ぬという能力を持った
主人公と対立する敵キャラの理由
正解はありません。
こういった練習の積み重ねが発想力をアップさせます。
では、今すぐ練習にトライしてください。
○今回の新人賞を獲るポイント
「敵キャラは主人公の目的を徹底的に邪魔するように対立させる」