今回は、
「漫画を描くやる気がなくなってきたんですが、
どうしたらいいでしょうか?」
と言う質問への回答です。
それは、「描くべきことを見つける」
ということ。
マンガというのはエンターテイメントですから、
楽しみを読者にあたえるというのが使命です。
なので、描く側が
「この面白いことを、どうしても読者に伝えたい」
というテーマや思いがないとなかなかモチベーションを
持って描くことができません。
それは、楽しさにも繋がっていく話です。
なので、やるべきことは、
いったんマンガを忘れ、
数ヶ月の間、
1.趣味に没頭する
2.バイトに没頭する
のどちらかをしてみてください。
趣味やバイトはマニアックなもののほうがいいですが、
その経験を元にマンガを描いてみてください。
楽しい気持ちと言うのは、移動させることが
できます。
趣味をやっているときの楽しい気持ちも
マンガを描く楽しさに移動させることが出来るのです。
あなたの中に
「趣味やバイトの楽しさを、みんなに伝えたい」
その思いが芽生えたとき、
今のあなたが思ってもいないような傑作が誕生するはずです。
私も、連載していた「クイズランド」は、
自分の趣味である「クイズ」をそのまま描いたもの。
クイズの楽しさをみんなに伝えたい。。。
その思いだけで書きました。
もはや楽しいを通り越して、使命感となっていました。
クイズの楽しさを伝えるのは自分しかいない、みたいな。。。
そういった気持ちがマンガには必要なんじゃないかと
思っております。
○今回の新人賞を獲るポイント
「描くべきことを見つけよう!」