漫画ストーリー、キャラの作り方で、初心者でも新人賞が取れる!

漫画の新人賞が獲れる魅力的なストーリーの作り方や審査員も納得するキャラクターの考え方などを紹介いたします。漫画の描き方(書き方)を勉強したい人のサイトです。

設定の考え方

良いアイデアを出す方法

良いアイデアを出そうと思っても
なかなか出ないことがあります。

そんなときに限って、

消したい考えが、頭の中で、
ぐるぐるめぐっていることが、多いものです。

どうしたら良いのだろうと、悩みます。

それで、

消したい考えを消すための方法を、
いろいろな方から、学ぶようになりました。

その中で、良く実践している、単純な方法は、
頭の中にある、消したい考えを、
全部、書き出すようにしていることです。

「考えるほど重要ではないこと」
「考えれば考えるほど、元気がなくなるようなこと」
「考えたからといって、全く解決されないこと」

それらは全て、頭の中のゴミと言っても、
いいかも知れません。

頭の中にゴミが多いと、
本当に思考が必要なときに、
クリアに考えることはできず、
いいアイデアも浮かびません。

そして、心で人生の豊かさを味わうことから、

どんどん、遠のいていってしまいます。
頭の中に、入り込んでいるデータを、
一旦全て頭の外に出して、
紙やパソコンに書き出すのです。

そして書き出してしまったものを、
もう一度、しっかり見つめて見ましょう。

しっかり見つめるだけで、
心の整理がつきます。

そして、それを頭の中から追い出すということを、
自分に明確にするために、
紙に書いたものだったら、
くしゃくしゃにして、それをゴミ箱へ、
パソコンで書き出したものだったら、
やはりゴミ箱に捨てるか、
ゴミ箱と書いたファイルへ保存します。

そして、もう安心して、
全て忘れてしまうのです。

忘れることができると、
今度は良いアイデアが生まれます。

しかもそれも、紙に書き出したら、
不思議と、頭で「ああ、しないといけない」と
思い続けて、のびのびになっていたことが、
あっという間に、片付いていくではありませんか。

ですから良いアイデアも、
頭の中に、溜めこんではいけない、
ということですね。

毎日、思いついたものは、
すみやかに頭の外に出して、
つまりどこかに書いて、
そして、忘れるべきなのです。

アイデアは外にだすまで、
モヤモヤしていて、具体性にかけます。

アイデアは外にだすまで、

良し悪しを、客観的に判断できません。

アイデアは外に出すまで、
頭の中に、居座りつづけます。

アイデアは外に出すまで、
「次のスペース」が生まれません。

そして頭が空っぽの時に、
次の斬新なアイデアが生まれます。

とにかく、紙に書き出す、

または、パソコンに書き出す、
というこの単純な作業から、
始めてみてはいかがでしょうか。

○今回の新人賞を獲るポイント
「浮かんだアイディアは書き出そう!」

-設定の考え方

執筆者:

関連記事

提示した設定には説得力を!

漫画を読んでいるときにシラケル瞬間 というのがあります。 話に入り込もうとしているのに サーっと心が離れていく。 それは、いろいろ原因があるんですが、 大きな原因としては、 「提示した設定に説得力を持 …

誰の為の漫画か?

あなたは、自分の描いた漫画をどんな人に 読んでもらいたいかということを考えていますか? もし考えていないのなら今回の話は めちゃくちゃ役に立つと思います。 どんな読者に読んでもらいたいかによってストー …

心理描写の細かい作品を描く方法

漫画のジャンルで、手に汗握る心理戦とか 心に響く恋愛の心理描写 とかいった作品が好きな人も多いと思います。 なので、そういう作品を描いたみたいと思う 人も多いと思います。 しかしながら、 「書けそうで …

読者を熱中させる心理学

今回は人は何に興奮して熱中するのかという話です。 人を熱中させるには「浮き沈みの大きさ」が重要といわれています。 心理学では、不定率強化といわれています。 浮き沈みが激しく、報酬を得られるときもあれば …

読まないとストレスになる漫画を描く

今回は、あなたの漫画を「読まない方がストレス」と、 読者に思わせる方法についてです。 僕は、日々読むべき本や学ぶべき教材、 資料などが山積みになっている状態が、ずっと続いています。 本来、「漫画作成に …