漫画ストーリー、キャラの作り方で、初心者でも新人賞が取れる!

漫画の新人賞が獲れる魅力的なストーリーの作り方や審査員も納得するキャラクターの考え方などを紹介いたします。漫画の描き方(書き方)を勉強したい人のサイトです。

ストーリーの作り方

読む人の心を浄化するストーリーとは?

お題として
「誰が読んでも’安らぎ’が得られる漫画を描いてください」
といわれたら、どんな漫画を描きますか?
ハッピーエンドの「恋愛ストーリー」
水戸黄門のような「勧善懲悪のストーリー」
など、いろいろ思い浮かぶかも知れませんが、
「誰が読んでも」ということをクリアするためには、
この内容では不十分です。
心理学では
「安らぎ」=「心の浄化」
とされています。


そうすると、浄化とは何じゃ?
という疑問が出てくると思いますので、
少し解説を加えさせてもらいます。
人間であれば誰だって、心の中に「悪」
の部分を持っています。
その悪の部分を出し切ってすっきりすることが心の浄化です。
具体的に言うと、少し古いですが
「バトルロワイヤル」
という映画がありました。
この作品では、高校のクラスメートたちが危機的状況の中で、
自分が生き残るためにひたすら殺し合ってしまうという、
人間の弱い部分・悪の部分が徹底的に描かれています。
それを見て、僕たちは無意識のうちに、自分の中の抑圧してきた
悪の部分を「出してもらった」気持ちになり、
心の中にちょっとした安らぎを覚えるのです。
これが「浄化」です。
「恐怖」と「安らぎ」は裏返しというわけです。
この「読む人の心を浄化しよう」というコンセプト
というのは気が付いていない人が多いため、
他の人の作品との差別化がはかれます。
もちろん、「バトルロワイヤル」のような殺し合う
作品を描こうと言っているわけではありません。
心の浄化で安らぎを与えるという視点で作品を考える
のも良い作品を創作する一つの方法ということです。
ちなみに漫画で有名なのは「カイジ」や「ライアーゲーム」ですね。
人をだますという悪の部分を徹底的に描いています。
これぞ漫画の究極のコンセプトの一つ「浄化魂」です。
このコンセプトで漫画を描ける人は、教祖様のように慕われ、
コアなファンが多い漫画家になることができますので、
ぜひお試しください。
○今回の新人賞を獲るポイント
「読む人の心を浄化するストーリーを考えてみよう!」

-ストーリーの作り方

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