今回は、以前にいただいた質問についてです。
質問:
「読み切りでミステリー漫画を描く場合、どんなアイディアがいいですか?」
回答:
ミステリーというのは、人気ジャンルなので
かなり多くのアイディアが
すでに出されている分野ですね。
なので、なかなか穴場を見つけるのが
難しいジャンルではあります。
なので、「謎解き」にプラスアルファの要素を追加しましょう。
単に謎を解決するだけではなく、
「人の孤独感や幸福感を満たす」
というドラマ要素を入れるというのがポイントに
なるのではないかと思います。
具体的には、比較的に穴場になっている
「歴史的要素を絡めたミステリーで人間に幸福を与えてハッピーエンド」
というのが、今一番、おすすめです。
少し前までは、「心理バトルを入れた謎解きミステリー」が
良いかと思っていましたが、「ライアーゲーム」のヒットで
多くの人がそっちに走っていますので、今はやめておきましょう。
例としては、私のアイディアで恐縮ですが、
1.歴史上の人物が死ぬ間際に食べた最期の料理を再現する料理人:「最期の料理人」
2.世の中にすでに存在せず幻となったモノを探し出してくれる探偵:「幻探偵」
こんな具合です。
1.2.ともに最後は、依頼したものを手に入れた依頼人が、本当に大切なものに
気が付き、心を救われて感謝してハッピーエンドというパターンです。
歴史的要素を入れるということに「なぜか?」と疑問に
思われるかもしれませんが、それは、現在の日本には
「未来に期待できない」という心理が蔓延しつつあります。
そういった状況では、未来より過去、つまり歴史を知って
満足感を得たい、幸福感を得たいという心理を持つからです。
なので、今、歴史ミステリー要素を上手くエンターテイメントに
繋げた作品が評価されるのではないかと思っています。
○今回の新人賞を獲るポイント
「「謎解き」にプラスアルファの要素を追加しよう!」
